2ntブログ

「師走ぶるー」6 up

師走ぶるー その6 サイトの方にアップしました。

まだこの続きを描きたいがために始めたようなもんなので、そこに到達するまでは死ねん…。

でも一個ぐらいどれか完結させたいところです。
(どれも中途半端だということにはっと気付く)
青ずきんとか…挿入寸前でストップしたままだから、ハーレイおじさん待たされすぎて発狂してるかもしれません。

師走ぶるーでは、モフモフに骨抜きにされてしまったぶるー様の悶えっぷりを描いていけたらなーとか思ってたんですが、いつしか師走なんぞとうの昔に過ぎてたり。
20090115-2.jpg

今後季節ネタのタイトルは自重しよう…。

アンソロジーの原稿もせっせと…やっています。やっているのですがなかなか進まない…。
とりあえず浮かぶシーンをざくざくと…ペン入れしながらまだプロットとネームと同時に練ってる最中です。(一つずつしろよ…)
悲しい話の中に…なんとか希望の光を差し込みたい…という気持ちをこめて制作してる原稿なんですが…(えらい壮大やな…大丈夫か?)…うまくまとまりますように…。

★アンソロジー当日企画…計画中★

嬉しいBlue Pearl 2開催とアンソロジー発刊を記念して、当日販売分のアンソロジーに限定おまけをつける予定…でおります。おまけは…某所でのテライベントにおいて大好評だったというアレをぜひとも一度作ってみたい…と前々から秘かに野望を持っていたので…。
テラでこんな企画本の製作に関わるなんて幸せなことは、最初で最後ですから、もうパーッと楽しく華やかに!!
足を運んで下さる皆さまにワクワク楽しんでいただけるようなことがしたいなあ…と思っています。

師走ぶるー その5

ジョミーはクリスマスパーティー会場ではっと息をのんだ。

あれほど着るのを嫌がっていたサンタの衣装(注:女性サイズ)をキュートに着こなしたブルーが子供達に囲まれてにこやかに微笑んでいる。

「ブ…ブルー…」

20081224.jpg
ちょ…かわいすぎる……
なんだあれ…300歳とか詐欺だろ?

だ、だめだ…やばい…昼間なのにムラムラしてきた…

今晩ゼッタイ押し倒すっ!


ジョミーは心の中でぐっと拳を握り締めた。

…なにせもう一ヶ月以上お預けを食らっている。
クリスマスっていうのは恋人にとっても一大イベント…のはずだ。多分。いや間違ってないと思う。

ただ…あの人に僕の恋人っていう自覚があるかどうかは別だが。



モフモフ依存症のブルーから、大切なモフモフを取り上げてもうかなり経つ。
はじめの数日は禁断症状が想像以上に酷く、正直近寄るのが恐ろしいぐらいだった。
今は諦めの境地に至ったのかこうしていると普段どおりのブルーだ。

でもほら…サンタ衣装の縁についている飾りを無意識のうちに弄り回している…。
あの手触りじゃ満足できないんだろう…ふふふふ…表情が曇っていく。

満足させてあげるよ…今夜…

ジョミーは、にやにやとこみ上げるすけべ笑いをなんとか抑えると、超さわやかな表情でみんなの輪の中に入っていった。





プリンターと格闘して一睡もできませんでした…これから仮眠とって頑張ります~。
プリンターですか?そうですねー(遠い目)…
じょみったけとほぼ同じ量の表紙は刷りあがりましたが、そこでもうダメになりました。
なんぼクリーニングしても復活しません…って新刊ももちろん大事だけども、年賀状これから印刷やったのに一体どーすんねん…
もうインクいじりすぎて左手の指マゼンダ色です(涙)。色取れません。今朝ゆで卵をサンドイッチにするためにみじん切りにしてたら、白身にマゼンダ色が移って泣きそうでした…。
食ったら体に悪いやろうなあ…(←食った人)

まあこの量なら普通に考えて、当日販売分はなんとか足りると思います。
問題はインテ委託分…どうなるか…もしかしたらそちらは数冊…になるかもしれません。
ブルジョミ本も委託するほど刷ってないし…

通販は…うう…年明けてから考えますね…。プリンターが復活することを祈る。
買ってもうじき二年になる程度でまだまだ元気なはず…なんですが…もしかして使いすぎて死んだかなー…。


あ、新刊…もうどうしようもないエロエロになってきました…。変態妄想炸裂です。合同誌だというのにすみません…。ひたすらジョミーがねちこいエロおやじと化してます。ごめんジョミー。

師走ぶるー その4

■4



「ハーレイ! ハーレイ! ちょっと来てくれ!」

 いつになく動揺したソルジャーブルーの思念波をキャッチし、私はブリッジをシドに任せると青の間に直行した。だが部屋に近づくにつれ、なにやらただごとではない空気を感じとったため、慌てて駆けつけた。

「どうなさったんですか、ブルー…っ!」

 天蓋から下がるカーテンを勢いよく開け放つと、ベッドの上でうずくまっていたブルーが顔を上げた。その顔は涙で濡れていた。

「ないんだ……ハーレイ」
「は?…何がですか?」
「僕の大切なモフ…いや、膝かけがないんだっ…どうしよう」
20081213.jpg

「……………」

 そんなことで私を呼んだんですか…と呆れてなじりかけたが、やめた。どうやら本人にとってはよほどの一大事らしい。ブルーとは長い時間共に過ごしてきたが、物を紛失してこれほど取り乱した姿を見たのは初めてだった。

「そんな大事な物なんですか?」

「あれがないと生きていけな……いやっ、その…ジョミーからの初めてのプレゼントなんだ。…大切にするって約束したし…失くしたなんてとても…」

「じゃ、最後にどこで使ったか覚えてないですか?」

「抱きしめて眠ってたはず…なんだ」

「え?……ひざ掛け…を?抱きしめる?」

 怪訝に思って問い直すと、ブルーはさらに動揺し、しどろもどろになった。

「あ、その…えっと…アレあたたかいし……そ、そう、僕冷え性だし! そうなんだ、あれと一緒だとぽかぽかしてよく眠れるんだ」

 保温性・通気性に優れたソルジャー服を着ていれば、布団をけっとばして寝ようが寒さを感じることなく快適な体感温度で安眠することができるはずだが、そこはあえて突っ込まず、そうですか、ととりあえず頷いておく。まるでお気に入りの人形と一緒じゃないと眠れない子供みたいだ。 仕事をほっぽりだして慌てて飛んできてみれば、あまりにもつまらない用件で拍子抜けしたが、こうして冷静に彼を観察してると、可笑しくなってくる。いや、笑っちゃいけない。でも涙を流して悲しむほどの事ではない、と思う。

「布団の中に埋もれてるんじゃないですか?」

「探したよ!このあたりは全部探した!もちろんシーツも裏返した!……でもなかったんだ…」


「御心配なく。それなら、今朝クリーニングに出しました」

 背後からの声に驚いて振り返ると、そこにはジョミーが笑って立っていた。





サイトにもまとめてアップしています。







入稿締切には間に合いませんでした、原稿。
キャンセルの連絡入れたら、まだ割り増しでお受けできますと連絡きました。
いや、1日や二日延長しただけで入稿できそうにありません~。
コピー本になります。

以前お友達が作っておられたコピー誌の表紙があまりに美しく、「えっ、これ自家製本?ウソっ?!クリアPP加工じゃないの?!」と驚嘆したことがあります。
「ええ紙使ったら家のプリンターでもこんな風に刷れる」と伺ったので、早速真似して、クリアPP加工に匹敵する美しさで印刷できるというフォト専用光沢紙っつーのを今回購入してみました。こんなでっかい光沢紙でプリントアウトしたことないんで、わくわくします。


★拍手お返事★ 12/14 18時追記

>12/13 はるもさま

もふもふハッピーぶるー楽しんでいただけて嬉しいです~♪うふふっふ。
このぶるー様、マヌケなんですが描いててとっても楽しいです♪


>12/13 あおたんさま

いいですねえ~悶えまくるソルジャーブルー♪
楽しいですね~♪想像するだけで!
そういう展開にもっていきたいです♪
新刊は1月以降のお届けになると思います♪
ローソンコピー頑張ります~♪


>12/13 ASIAさま(絵付拍手)

あ、そっちのツッコミじゃなくあっちのツッコミがお好きでしたか(オイ)。いやん気がきかなくてすみません~(笑)。
ブッキラボーさんは無愛想なので「あ、あのときの…」とか言いそうにないタイプなのが救いです。
でもココロの中では「げっコイツ…」と思ってるかもしれないなあ…。


>12/13 かたつむりさま

うう、そうなんですか~お疲れさまですっ!
この時期ほんとに大変だとは思いますが、頑張って下さいね!
私もかたつむりさまにまたお会いできるのを楽しみに冬コミまで頑張ります!!



>12/14 天野沙織さま

おおお、ありがとうございます!じょ、上達してるように見えますか?!うう嬉しいです~♪
いつも励ましてくださってありがとう~♪沙織さんのあの作品ももうじき完成なんですね!
楽しみにしています♪

「師走ぶるー」 その3 (拍手レス有)

 会議中、膝の上で無意識に撫で回していたら、いつしかかみんなの怪訝な視線が僕の手に集中しているのに気付き、僕は慌てた。

(まずい…みんなかなり変な目で見てた……ついいつもの調子でダイナミックに撫で回しすぎたのかもしれない……人の目がある時には自重しよう…)

 そのあとは、議題に緊急性の高いものがなかったせいもあり、やたら時間が長く感じられた。指の下にはあの気持ちいいフワフワがあるのに、人の目を気にしてじっとしていなければならない…それが苦痛だった。指が時折ピクピクと動きそうになるのを必死で堪えた。
 最後に12月のクリスマスイベントについての各自の役割分担について確認しあい、会議はようやくお開きとなった。

「では失礼します、ソルジャー」
「失礼します」

 長老たちとジョミーが全員青の間から立ち去るのをしっかり確認すると、待ってましたとばかりにひざ掛けを枕もとに置き、ごろりと寝そべった。

「ぐふふふ………はあ~♪」

 やわらかな毛並みに頬ずりする。たまらなく癒される。至福の一時。
20081211-2.jpg
 だが僕はまだこのとき気付いていなかった。自分が「モフモフ依存症」になりつつあるということに。






ブルーのモフモフフェチ、どんどん進行中。



★拍手お返事★

>12/11 天野沙織さま

変なラクガキにもったいないお言葉、ありがとうございます~(笑)。
簡単なアニメ塗りの方法やっと覚えましたが、面白いですね~。
沙織さんみたいにSAI、ならびにデジ絵の技法をいろいろマスターしたいです…♪


>12/11 ASIAさま

サンプルに萌えていただいて嬉しいです♪あ、でもほんとに冒頭だけです、シリアスっぽいの。
後半もひきつづき萌え…ていただけるように頑張りたいと思います♪
(別件)
あ!えええ?!ホントですか?!うわ、それは多分こちらの日記の拍手の場合だと、調子が悪いときがちょこちょこあるのでうまく送信されていなかった…と思われます…!!す、すみません!!!!ああ…読み損ねた面白コメントはいずこ…(涙)こちらこそ大変申し訳ありませんでした……あああ


いつも拍手パチパチしてくださる皆様、本当にありがとうございます!

「師走ぶるー」2

ちょ…続くのかコレ…(汗)

ソルジャーのらくがきはすごーく楽しい息抜き♪
原稿もやってます…ぼちぼち絡み絵にペン入れ中。
ネームしつつ…(まーた順番ぐちゃぐちゃやん~)。
印刷所の締切に間に合うかは…相当厳しいですがとりあえず目指して頑張ります。あと10日。
コピー誌の可能性高い…というか、コピー誌でも厳しい。

衛星写真を見ながら地球をカラーで描きました…地球むずかしい~orz
しかもSAIだから円が描けず…ふ、フリーハンドで…(無謀すぎ)
地球が…ビミョーに歪んでるような…いやもう気にすまい…

師走ぶるー その2




 この日、青の間にやってきたジョミーは、ふわふわしたあるものを手に持っていた。それを見た途端思わず、あっ!と叫びそうになる。

それはフィシスが使ってたのと同じ、あの…ふわふわファーの真っ白なひざ掛けだった────
 
20081202-2.jpg



「フィシスっ、そのひざ掛けは?」

 一目でそのひざ掛けに心奪われた僕は、フィシスの抱く地球を見にきたことも忘れ、ろくすっぽ挨拶もせずにいきなり叫んでいた。だが彼女は僕の非礼を特に気にする風もなく、いつものようにやさしい女神の微笑みで答えてくれた。

「ええ素敵でしょう? とてもふわふわしてて、こうして触っているだけで気持ちが和みますわ。アルフレートからのプレゼントです」

「ちょっとだけ…その…ひざ掛けを…触らせてくれないか?」

「どうぞ、お好きなだけ」

 僕はフィシスに近づいて、彼女の膝の上のひざ掛けの毛並みをおそるおそる撫でてみた。

 …あーっ、だめだだめだ、手袋じゃせっかくの感触がよくわからない。
 直にこのフワフワを楽しみたい…

 僕は手袋を外してかがみこみ、魅惑的な白いひざ掛けにもう一度そっと指を伸ばした───




「ソルジャーブルー…あの…さっきから一体…何をなさっておられるのですか……」

 背後からアルフレートの声がしてハッと我に返る。振り返ると、日頃あまり表情を変えることのないアルフレートが、険しい顔で僕を見下ろしていた。
 2秒ほど彼の疑惑の眼差しを受け止めて、ようやくその意味を察し、顔からさーっと血の気が引いた。

 手袋を外して屈みこみ、フィシスの膝を恍惚と撫で回していた僕は…多分どこからどう見ても変態にしか見えなかっただろう。
 おそるおそるフィシスを見上げると、彼女は眉根を寄せ、恐怖と不安の混じった顔で硬直していた。

「す、すまないフィシスっ!…いやそんなつもりはまったく…その…」

 僕は大慌てで後ろに飛び退った。そして、しどろもどろになりながらも精一杯謝罪の言葉を並べてみた。だが、その場の気まずい空気を変えることはできず、泣きたいような気持ちで天体の間を後にしたのだった…。   


 見間違えるわけがない。僕を虜にしたあのひざ掛けと同じものだ。しかしなぜだ?なぜジョミーが持っている? もしやフィシスに事の顛末を聞いたのか? いや、どこかから一部始終を覗いていたのか?

 そんな僕の内心の焦りや葛藤など知らないジョミーはすたすたとベッドのそばまで近づいてくると、僕の目の前にそれを差し出し、にっこり笑った。

「ここ冷えるからね。これブルーにあげようと思って」

「………」

「あ…もしかして、いらなかった?」
「い、いや、そういうわけじゃ……けど…急に…なぜ…」

「フィシスがね、このひざ掛けは手触りがすっごくいいって教えてくれたんだ。」

 ジョミーに手渡されたふわふわのひざ掛けを自分の膝の上にそうっとのせる。ふわふわだ。誰にはばかることもなく触りまくることができる…と思うと自然と頬が緩む。

「ああ…本当に気持ちいいよ。ありがとう、ジョミー、大切にする」

 本当は今すぐにでもフワフワに頬ずりしたい気持ちをぐっと堪え、僕はつとめて冷静に感謝の気持ちを伝えた。ああ、一人になったら一刻も早く手袋を外し、このフワフワを思う存分撫で回したい…。






続く(笑)。

このブルーはどうやら、激しくもふもふフェチ(なんだそれは?)らしい。

師走ぶるー

12月です。早いです。(汗)お人形作ってる場合じゃないな…アレはアレで楽しいけど♪


ラクガキは12月っぽい「師走ぶるー」でいってみます。続く、かも。



「なんだこれは?」
 ジョミーから真っ赤な衣装を手渡される。
20081201_20081203175328.jpg
「サンタの衣装だよ」
「それは見ればわかるが…その…」
「着て」
「え?」
「だから着て」

 ジョミーはさも当たり前のように言い放った。その勢いにちょっとたじろぐ。
 だが僕は首を横に振り、ド派手な服をジョミーの胸につき返した。

 ……実は似たようなことがこれまでに二度ほどあった。
 なんだかんだと言いくるめられて変な衣装に袖を通したが最後、激しく興奮した「暴走ジョミー」に襲われる、というのがお約束となっていた。あれは正直もう勘弁してもらいたい。身がもたない。

「ブルー、もしかして何か変な心配してない?クリスマス会で子供たちにプレゼント渡す時の衣装、サイズが合うかどうか見るだけだよ?」

「問題ない、僕は小柄だし、普通のサイズなら着られないってことはないはずだ」

「あ、だめだめ。これ女性用サイズだから細身なんだ。着てみないとわかんないって…」

「断る!」

 二度あることは三度ある…とはよく言ったものだ。危なかった。…というか女性用とは何だっ?! 失礼じゃないか。君だって少し前までは僕よりうんと小さかったくせに。

 その後もジョミーは猫なで声で懇願したり、脅迫に近い口調で迫ってきたりした。だが僕は頑としてその申し出を突っぱねた。
 
 やがてジョミーは諦めたのか、尻尾をまるめて(?)すごすごと青の間から退散した。

(続く)


プロフィール

赤城 瞳

Author:赤城 瞳




ビジターカウンター


メールフォーム
(↑ご意見・ご感想はこちら)

【「嗜好錯誤」について】
下記アニメの二次創作(オフ中心)を気ままにまったりやってます。
原作者・版権元とは一切関係ありません。

尚、HP、ブログ共にBL18禁の内容を含み、頒布物も全て18禁であるという事からアダルトサイトとして登録しております。
よって掲載内容が成人向けであるかどうかに関わらず、18歳未満の方の入室、閲覧はお断りします。

(活動ジャンル)
★「刀剣乱舞」…三日骨
★「薄桜鬼」…原沖史上主義

(現在休止)
★「イナズマイレブン」…バンガゼ、アルフェイ
★「地球へ…」…基本ジョミブル、たまにブルジョミ

同性愛的表現に嫌悪感を感じられる方にとっては目に毒なモノしか置いていませんので、ご興味ない方もお戻りになって下さい。

【プロフィール】
隠れ腐女子で隠れ絵描き。アルビノスキー。
耽美系美少年の絡み絵を描くことが生きがい。

カテゴリ
Bookmark(原沖)
フリーエリア
ブログ内検索