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「地虫鳴く」

※原沖Bookmark、という項目をここの右側に追加しました。(無断・私的ブクマです)
原沖を堪能できる素敵サイト様です。

※制作過程つづき…顔の色つけ
20120630-1.jpg
全体の色調整が終わったら、発光レイヤーで髪のツヤを入れ、頬、目、目の光、血などを順に描き入れます。
顔の仕上げは、塗り作業の中でも一番楽しい作業。線画(黒)を範囲指定しながら部分ごとに色変更し、最後に全体的に光の当たる部分を淡く発光させたら人物塗り終了。



「地虫鳴く」(木内昇)

ちょっとかたいお話で読むの大変でした(笑)。感想はたたみます。



この本は…新撰組の監察だった尾形、
伊東甲子太郎と共に新撰組と袂を分かった篠原、阿部…らの視点から描かれた、ちょっと切り口の変わった新撰組の歴史小説でした。文章はかため。
そして、視点が尾形、篠原、阿部…と大した説明もあまりなくいきなりクルクルと切り替わるので、「え?え?え?さっきまで尾形さん視点じゃなかったっけ? ここは誰視点で話進んでるん?」みたいな状況に陥りやすく、ちょっと読みやすさという点では不親切に感じたかなー…。三人の視点切り替えで話が進んでるって気付くのにまずかなり時間かかったよ…(苦笑)

(私の読解力が乏しいせいでもあり、尊王攘夷とか明治維新とか…あのへんに突入すると一気に日本史への興味やときめきがダダ落ちになる自分の偏った嗜好が原因)


・伊東側の話がどうしても多くなるので、藤堂平助、スパイとして入り込んだ斎藤一、伊東の動きを調べる山崎…あたりは登場頻度が高いです。彼らのファンの方には面白いかもしれません。

・特に山崎はかなり飄々とした個性的な性格で、独特の味があり大変優秀な監察としていきいきと描かれています。

・原沖的接点は……一ヵ所のみ。(本文抜粋そのまま)

「このところ起き伏しを繰り返している沖田の部屋に、尾形は三日に一度は顔を出す。その枕元には井上源三郎がちんまりと座っていることもあり、原田左之助が寝そべって冗談を言っていることもあり、永倉新八が案じ顔で覗きこんでいることもある。(以下、土方さんとか省略)」

病床につく総司の枕元に寝そべって冗談を言う左之さん………(ゴクリ)

見舞いにきて病人の枕元で寝そべるとか…それもうどんだけ馴れ馴れしい関係なのかと小一時間……

あと、裏切り者の隊士6人を一斉に殺そうとして、総司や平助は失敗するんですよね。
そこで平助が、邪魔になる隊士がいたせいだと言い訳して、その邪魔になった隊士の責任が追及されそうになるんですが
総司も左之さんも「そいつは別にそこにいただけで全然関係ないやん…(的な感じの台詞)」とかばう場面があったかな。

全然原沖じゃないけど、まあこの時そばにいて同じ意見を述べたってことで(笑)。

高札抜き(だっけ?)の犯人見つけるために槍持って張り込んでる左之さんの活躍シーンは、台詞もそこそこあったしかっこよかったよ♪♪

あと、もう幕府も終わりだなー…っていうお通夜ムードになってる時に、永倉VS原田でいきなり相撲とりだすシーンとかあったのは面白かったかな。(元試衛館メンバーは世相がどうとかそういうのあんま気にしない人が多いよな、というエピソード)
勝負?新八っつぁん投げとばして左之さんの勝ち。

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隠れ腐女子で隠れ絵描き。アルビノスキー。
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