輪違屋糸里/沖田総司拾遺 感想（原沖視点）
上の二冊の感想です。
だだだーっと読んでるので感想メモっとかないと何がどれだったか忘れそうなので自分用備忘録。
どちらも原田さんと沖田さんの仲よさげな会話シーンがあったので嬉しかったな。
ということで今回は原沖視点の感想です。
ちなみにひとつ前の日記にあった絵は、ざっくりと完成しまして、提出後、現在修正指示待ち♪
なんとか6月中に表紙だけは全部有る程度まで仕上げたかったのでホッとした…。
さあこれから自分の原沖表紙絵にとりかかるぞー。おー！
では感想たたみまーす。
「輪違屋糸里」浅田次郎
土方に恋をした島原の芸妓・糸里が主人公。
糸里や吉栄といった新撰組の隊士に惚れた芸妓、芹沢と共にされたお梅、浪士組に屯所を貸している壬生の邸宅を切りもりするおまさやお勝といった女性視点でほぼ描かれているのが特徴。
土方さんの糸里への仕打ちがあまりに酷いため、これを読んだあとの土方好感度はダダ下がりです（苦笑）。
かっこよくて素敵な土方さんしか見たくないって人は読まん方がいい。
冷酷で切れ者でできるイケメンだけど女性には最低な態度をとる土方さんより、乱暴で不器用だけどほんとはどこか優しい一面をもってる芹沢さんの方がまだかわいく思える、そんな本。
（ただし、ラストの芹沢襲撃だけは沖田視点で描かれている。ここが大好きでここだけ３～４回は読んだ）←オイ
近藤も土方も、誰ひとり気づかなかった総司の労咳に、芹沢襲撃前の宴会で酌をしてくれた芹沢だけが実は秘かに察していて、養生できるよう取り計らってやろう、とこっそり耳打ちするシーンがあるんですよね。
これから斬ろうという相手から思わぬ気遣いの言葉をかけられて動揺する総司。
ざくざく、という音で胸を食らう病魔を表現している所も好きです。
いよいよ芹沢襲撃となった時、沖田と原田は雨の中二人暗闇で合図を待ってます。
で、芹沢×お梅のやってる所をのぞきながら猥談で盛り上がるわけです。。
そりゃ若い男二人がそんなもん見ながら話す事っていったらどうしてもそうなるよねー。
しかし緊張してたかぶってるとはいえ二人でこっそり盛り上がりすぎですww
こんだけ楽しそうなんだから、日頃からよっぽど仲がいいんだろうなあ…♪（と勝手に妄想）
ちなみにこの本での芹沢襲撃は、
沖田＆原田＆土方が芹沢とお梅を、藤堂と山南が平山五郎を担当。
（平山と寝ていた吉栄を逃がしたのは、吉栄と関係をもった原田左之助だという本も）
人を斬り殺すばかりの男たちと違い、女たちの「刀を持たない戦」が見どころの一冊。
糸里が主人公だけど、お梅のエピソードにもかなりのページ数を割いていて面白かったです。
「沖田総司拾遺」大内美予子
この著者の「沖田総司」をほんとは先に読みたかったんですが、貸出不可だったのでまずはこっちから。
幼少時代の総司登場。ぎゃあかわいい♪
（黎明録のひねくれた子総司とはえらい違いだ…）
女を買いに行くぞ、来い！と土方に連れて行かれそうになった時、子供をぞろぞろ連れてってぶちこわした話とか
はしかを患った時秘かに母親に向けて綴った手紙を慌てて燃やしたりとか、青年になってからもなんだか可愛いエピソードが多くてほっこり。
ちいさなお姫さまを助けて懐かれてしまうお話のほかに、切ない恋愛話もあって、どれも良かったです。
「壬生心中」の章では、“原田さんと一緒”な場面が目白押し！！ひゃっほー。一人悶えておりました。
（※ちなみに原沖ＢＬ展開なぞどこにもない。二人が一緒に行動し会話する、ただそれだけで興奮）←原沖欠乏症かなり深刻
ただれた男女の愛欲の果ての心中を、隊士である男視点で受け止める原田は二人を一緒に埋めてやるべきだと主張。
しかし、心中相手の女を「よく遊んだ子供の母親」という視点で受け止めている沖田は、二人を別々に埋めるべきだと主張。
真っ向から対立した二人を諌め、沖田の主張どおりに別々に埋めるよう指示を出すのが土方。
死んだ隊士の男が哀れに思えてひそかに男泣きしちゃう原田さんとか、可愛がって遊んでやってた子供の死に直面してぼろぼろ泣いちゃう沖田さんとか、泣き過ぎる沖田さんにおろおろする原田さんとか…………
だめだいちいちもえてしまうんだけどどうしたらwww （落ちつけ）
幼い頃から、病に伏して動けなくなる頃までの沖田さんのエピソードがいろいろ。沖田愛にあふれた一冊でした。
だだだーっと読んでるので感想メモっとかないと何がどれだったか忘れそうなので自分用備忘録。
どちらも原田さんと沖田さんの仲よさげな会話シーンがあったので嬉しかったな。
ということで今回は原沖視点の感想です。
ちなみにひとつ前の日記にあった絵は、ざっくりと完成しまして、提出後、現在修正指示待ち♪
なんとか6月中に表紙だけは全部有る程度まで仕上げたかったのでホッとした…。
さあこれから自分の原沖表紙絵にとりかかるぞー。おー！
では感想たたみまーす。
「輪違屋糸里」浅田次郎
土方に恋をした島原の芸妓・糸里が主人公。
糸里や吉栄といった新撰組の隊士に惚れた芸妓、芹沢と共にされたお梅、浪士組に屯所を貸している壬生の邸宅を切りもりするおまさやお勝といった女性視点でほぼ描かれているのが特徴。
土方さんの糸里への仕打ちがあまりに酷いため、これを読んだあとの土方好感度はダダ下がりです（苦笑）。
かっこよくて素敵な土方さんしか見たくないって人は読まん方がいい。
冷酷で切れ者でできるイケメンだけど女性には最低な態度をとる土方さんより、乱暴で不器用だけどほんとはどこか優しい一面をもってる芹沢さんの方がまだかわいく思える、そんな本。
（ただし、ラストの芹沢襲撃だけは沖田視点で描かれている。ここが大好きでここだけ３～４回は読んだ）←オイ
近藤も土方も、誰ひとり気づかなかった総司の労咳に、芹沢襲撃前の宴会で酌をしてくれた芹沢だけが実は秘かに察していて、養生できるよう取り計らってやろう、とこっそり耳打ちするシーンがあるんですよね。
これから斬ろうという相手から思わぬ気遣いの言葉をかけられて動揺する総司。
ざくざく、という音で胸を食らう病魔を表現している所も好きです。
いよいよ芹沢襲撃となった時、沖田と原田は雨の中二人暗闇で合図を待ってます。
で、芹沢×お梅のやってる所をのぞきながら猥談で盛り上がるわけです。。
そりゃ若い男二人がそんなもん見ながら話す事っていったらどうしてもそうなるよねー。
しかし緊張してたかぶってるとはいえ二人でこっそり盛り上がりすぎですww
こんだけ楽しそうなんだから、日頃からよっぽど仲がいいんだろうなあ…♪（と勝手に妄想）
ちなみにこの本での芹沢襲撃は、
沖田＆原田＆土方が芹沢とお梅を、藤堂と山南が平山五郎を担当。
（平山と寝ていた吉栄を逃がしたのは、吉栄と関係をもった原田左之助だという本も）
人を斬り殺すばかりの男たちと違い、女たちの「刀を持たない戦」が見どころの一冊。
糸里が主人公だけど、お梅のエピソードにもかなりのページ数を割いていて面白かったです。
「沖田総司拾遺」大内美予子
この著者の「沖田総司」をほんとは先に読みたかったんですが、貸出不可だったのでまずはこっちから。
幼少時代の総司登場。ぎゃあかわいい♪
（黎明録のひねくれた子総司とはえらい違いだ…）
女を買いに行くぞ、来い！と土方に連れて行かれそうになった時、子供をぞろぞろ連れてってぶちこわした話とか
はしかを患った時秘かに母親に向けて綴った手紙を慌てて燃やしたりとか、青年になってからもなんだか可愛いエピソードが多くてほっこり。
ちいさなお姫さまを助けて懐かれてしまうお話のほかに、切ない恋愛話もあって、どれも良かったです。
「壬生心中」の章では、“原田さんと一緒”な場面が目白押し！！ひゃっほー。一人悶えておりました。
（※ちなみに原沖ＢＬ展開なぞどこにもない。二人が一緒に行動し会話する、ただそれだけで興奮）←原沖欠乏症かなり深刻
ただれた男女の愛欲の果ての心中を、隊士である男視点で受け止める原田は二人を一緒に埋めてやるべきだと主張。
しかし、心中相手の女を「よく遊んだ子供の母親」という視点で受け止めている沖田は、二人を別々に埋めるべきだと主張。
真っ向から対立した二人を諌め、沖田の主張どおりに別々に埋めるよう指示を出すのが土方。
死んだ隊士の男が哀れに思えてひそかに男泣きしちゃう原田さんとか、可愛がって遊んでやってた子供の死に直面してぼろぼろ泣いちゃう沖田さんとか、泣き過ぎる沖田さんにおろおろする原田さんとか…………
だめだいちいちもえてしまうんだけどどうしたらwww （落ちつけ）
幼い頃から、病に伏して動けなくなる頃までの沖田さんのエピソードがいろいろ。沖田愛にあふれた一冊でした。
