燃えよ剣
司馬遼太郎の「燃えよ剣」読みました。面白かったのでこれも一気に。
(しかし一発変換で「萌えよ剣」とでるうちのPCは一体…)
ギラギラした土方さんの熱血青春時代→冷血な鬼副長時代→土方さんの初恋→男の美学を貫いた最期…てな展開でした。
特に後半、お雪さんに恋して変貌する土方さんは良かったなぁ。
これまで読んだ本の中では土方好感度かなり高め。
(ちなみに今日読んだ別の本では女性への仕打ちが酷過ぎてもう土方好感度ダダ下がりであるw)
あ、…コメントありがとうございます。レスは今度まとめてさせて頂きますね。
感想はたたみます。
原沖視点で盛り上がる部分は残念ながらなし。(苦笑)
この作品での沖田さんは近藤さん命っていうより土方さん命って感じ。
★萌えた点とかツボだった箇所(※個人的主観による)
・「沖田は、育ちがいいから、言葉がいい。ちょっと色小姓にしたいような美貌である」
いやもうこの一文だけでご飯3杯いけます。(オイ)
これまで読んだ本だと沖田さんは「講談で言われるような美形じゃなくて体の薄い大男」っていう設定が多かったんでちょっと…いやかなり嬉しい(笑)。
・「月と泥」の章では大勢で待ち伏せしている決闘の場所に意外な場所から忍び寄って奇襲をかける土方さんと沖田さんの姿が描かれてるんですが、仲良く並んで排泄行為に及びながら会話する生々しい描写やら、土方さんに抱きついて耳元で囁く沖田さんやら……「お?」「え?」とどぎまぎするシーンがいっぱい。
「なんだか変だよ。お尻の菊座のあたりがむずむずしてきちゃった。変にそこだけがふるえるような痒いような……」
すごすぎる台詞です。腐女子には刺激が強すぎます。なんだか変だよ、鼻血が出てきちゃった…(笑)
・試衛館時代、大勢の敵に囲まれて絶体絶命のピンチから土方さんの機転で見事脱出する「スタスタ坊主」の章では左之さんのなんとも怪しげな歌と踊りが炸裂。思わず吹いたw
土方さんの命令で珍妙な格好で踊りながら敵陣に突っ込んでいく左之さん……生きるか死ぬかのシーンなんだけど、やべえ可愛いよwww
(ちなみに左之さん御自慢の刀は備前鍛冶藤原吉広二尺四寸、だそうな。覚えとこう)
・近藤さんが「左」と書けば左之さんの事を指すらしい。
いいな左。左ききの一くんがちょっと羨ましくなった。
さらに「さの字」というと斉藤一の事らしい。
・山南さんと沖田さんの会話がなんかいい。
「君は、ふしぎな若者だなあ。私は君と話していると、神様とか諸天とかがこの世にさしむけた童子のような気がしてならない」
「そんなの、────」と照れて石をひとつ蹴る沖田さん…いいなー。可愛い。持って帰りたいぐらい可愛い。(ちょw)
・脱走した山南さんを連れ戻しに行った沖田さんが、急いで連れ帰るのがしのびなくて大津の宿で二人で床を並べて、寝た…という場面。しんみりする場面なのに妄想が止まらない……
・伏見の戦いの前の晩、死を覚悟した近藤の命令で、隊士たちを言い交わした女の元で一晩すごさせてやろうという事になるが、土方は士気が落ちると反対。結局幹部で屯所に残ったのは土方と病床の沖田のみ。
「今夜はお前の看病をしてやるよ」と土方さんが言い、二人で語り合ううちに土方さん泣いてしまう。
総司は天井を見上げて(青春は終わったな)と心の中で呟く──
……ここから怒涛の負け戦が始まるんですよね…。しんみりといい場面。
・苦い薬も「土方さんのために飲むんですよ」とか、土方さんにどこまでもついていくとか、土方さん寄りの発言多め。
さらにちょっと舵取りがおかしくなりつつある近藤さんの批判を土方さんとしてるし…盲目的な近藤信者…という印象は受けなかったかな。土方さんとは本当に兄弟みたい。
・淡々と書かれた総司の最期は切なかったなぁ…。最期は納屋の中で誰にも看取ってもらえずひっそりと…って悲しい…(涙)
しかし菊一文字を抱いて絶命してたというのは何か凄まじいものを感じる。
・土方の小姓・市村鉄之助が土方から「お前、沖田に似ている」と言われて採用された事を恩に着て、沖田の看病につき従って新撰組と運命を共にするところ。鉄之助の言動がこれまた全部いじらしい…
薄桜鬼で鉄之助出して欲しいなー……ってそれは無理かw
次回感想は浅田次郎の輪違屋糸里。これは原沖視点で♪
(しかし一発変換で「萌えよ剣」とでるうちのPCは一体…)
ギラギラした土方さんの熱血青春時代→冷血な鬼副長時代→土方さんの初恋→男の美学を貫いた最期…てな展開でした。
特に後半、お雪さんに恋して変貌する土方さんは良かったなぁ。
これまで読んだ本の中では土方好感度かなり高め。
(ちなみに今日読んだ別の本では女性への仕打ちが酷過ぎてもう土方好感度ダダ下がりであるw)
あ、…コメントありがとうございます。レスは今度まとめてさせて頂きますね。
感想はたたみます。
原沖視点で盛り上がる部分は残念ながらなし。(苦笑)
この作品での沖田さんは近藤さん命っていうより土方さん命って感じ。
★萌えた点とかツボだった箇所(※個人的主観による)
・「沖田は、育ちがいいから、言葉がいい。ちょっと色小姓にしたいような美貌である」
いやもうこの一文だけでご飯3杯いけます。(オイ)
これまで読んだ本だと沖田さんは「講談で言われるような美形じゃなくて体の薄い大男」っていう設定が多かったんでちょっと…いやかなり嬉しい(笑)。
・「月と泥」の章では大勢で待ち伏せしている決闘の場所に意外な場所から忍び寄って奇襲をかける土方さんと沖田さんの姿が描かれてるんですが、仲良く並んで排泄行為に及びながら会話する生々しい描写やら、土方さんに抱きついて耳元で囁く沖田さんやら……「お?」「え?」とどぎまぎするシーンがいっぱい。
「なんだか変だよ。お尻の菊座のあたりがむずむずしてきちゃった。変にそこだけがふるえるような痒いような……」
すごすぎる台詞です。腐女子には刺激が強すぎます。なんだか変だよ、鼻血が出てきちゃった…(笑)
・試衛館時代、大勢の敵に囲まれて絶体絶命のピンチから土方さんの機転で見事脱出する「スタスタ坊主」の章では左之さんのなんとも怪しげな歌と踊りが炸裂。思わず吹いたw
土方さんの命令で珍妙な格好で踊りながら敵陣に突っ込んでいく左之さん……生きるか死ぬかのシーンなんだけど、やべえ可愛いよwww
(ちなみに左之さん御自慢の刀は備前鍛冶藤原吉広二尺四寸、だそうな。覚えとこう)
・近藤さんが「左」と書けば左之さんの事を指すらしい。
いいな左。左ききの一くんがちょっと羨ましくなった。
さらに「さの字」というと斉藤一の事らしい。
・山南さんと沖田さんの会話がなんかいい。
「君は、ふしぎな若者だなあ。私は君と話していると、神様とか諸天とかがこの世にさしむけた童子のような気がしてならない」
「そんなの、────」と照れて石をひとつ蹴る沖田さん…いいなー。可愛い。持って帰りたいぐらい可愛い。(ちょw)
・脱走した山南さんを連れ戻しに行った沖田さんが、急いで連れ帰るのがしのびなくて大津の宿で二人で床を並べて、寝た…という場面。しんみりする場面なのに妄想が止まらない……
・伏見の戦いの前の晩、死を覚悟した近藤の命令で、隊士たちを言い交わした女の元で一晩すごさせてやろうという事になるが、土方は士気が落ちると反対。結局幹部で屯所に残ったのは土方と病床の沖田のみ。
「今夜はお前の看病をしてやるよ」と土方さんが言い、二人で語り合ううちに土方さん泣いてしまう。
総司は天井を見上げて(青春は終わったな)と心の中で呟く──
……ここから怒涛の負け戦が始まるんですよね…。しんみりといい場面。
・苦い薬も「土方さんのために飲むんですよ」とか、土方さんにどこまでもついていくとか、土方さん寄りの発言多め。
さらにちょっと舵取りがおかしくなりつつある近藤さんの批判を土方さんとしてるし…盲目的な近藤信者…という印象は受けなかったかな。土方さんとは本当に兄弟みたい。
・淡々と書かれた総司の最期は切なかったなぁ…。最期は納屋の中で誰にも看取ってもらえずひっそりと…って悲しい…(涙)
しかし菊一文字を抱いて絶命してたというのは何か凄まじいものを感じる。
・土方の小姓・市村鉄之助が土方から「お前、沖田に似ている」と言われて採用された事を恩に着て、沖田の看病につき従って新撰組と運命を共にするところ。鉄之助の言動がこれまた全部いじらしい…
薄桜鬼で鉄之助出して欲しいなー……ってそれは無理かw
次回感想は浅田次郎の輪違屋糸里。これは原沖視点で♪