「水槽の中のジョミ・観察日誌」32
4月1日 晴れ
キラキラしたゴミで自分の体を飾り立ててからというもの
ジョミは、水槽の中で妙な動きをするようになった。
どうやら…求愛行動のつもりらしいが…
肝心の相手はジョミの踊りにあまり関心がない様子だ。
(そりゃまあオスだしな…)
だがジョミはまったくめげる気配もない。
かいがいしくブルーの元にエサを運ぶのはいつもどおりだが、
これまでのようにあまりベタベタくっつくことはせず、少し離れて相手が食べ終わるまで見つめている。
以前ほどエサも食べなくなった。
(ジョミ、まだまだあるぞ?遠慮しなくていいぞ)
僕が小皿に乗せた唐揚げをジョミに見せると、ジョミはぷるぷる首を横にふった。
(どうしたんだジョミ…、どっか具合でも悪いのか?)
ジョミはチラっとこっちを見上げ、もう一度首をぷるぷるさせた。
(ありがとキース。でもいい。……ふとるから)
え?! ダイエット…するのかお前?!
しなくていい
ぜんぜんしなくていい。
むしろ今ぐらいぷっくりしてた方がかわいいから……
ジョミはむくれて水草の向こうに隠れてしまった。
…傷つけた、かな…?
4月に絵は描いたっきり、掲載が遅くなりました。
ジョミぜひ再開してねーとお声かけて下さった皆様、ありがとうございます!
お待たせして申し訳ありませんでした。
キラキラしたゴミで自分の体を飾り立ててからというもの
ジョミは、水槽の中で妙な動きをするようになった。
どうやら…求愛行動のつもりらしいが…
肝心の相手はジョミの踊りにあまり関心がない様子だ。
(そりゃまあオスだしな…)
だがジョミはまったくめげる気配もない。
かいがいしくブルーの元にエサを運ぶのはいつもどおりだが、
これまでのようにあまりベタベタくっつくことはせず、少し離れて相手が食べ終わるまで見つめている。
以前ほどエサも食べなくなった。
(ジョミ、まだまだあるぞ?遠慮しなくていいぞ)
僕が小皿に乗せた唐揚げをジョミに見せると、ジョミはぷるぷる首を横にふった。
(どうしたんだジョミ…、どっか具合でも悪いのか?)
ジョミはチラっとこっちを見上げ、もう一度首をぷるぷるさせた。
(ありがとキース。でもいい。……ふとるから)
え?! ダイエット…するのかお前?!
しなくていい
ぜんぜんしなくていい。
むしろ今ぐらいぷっくりしてた方がかわいいから……
ジョミはむくれて水草の向こうに隠れてしまった。
…傷つけた、かな…?
4月に絵は描いたっきり、掲載が遅くなりました。
ジョミぜひ再開してねーとお声かけて下さった皆様、ありがとうございます!
お待たせして申し訳ありませんでした。