青ずきんちゃん。「森のはずれ~おじさんのおうち編」
ブルー様一周忌追悼絵にあたたかいメッセを頂戴しました。
嬉しかったです。本当に。
またそんなん言うていただけるような絵が描けるよう頑張ります。
ありがとうございました~~(涙)。
コロコロ変わる直リンバナーは、現在その追悼絵です。
バナー作るのは、絵さえあればすぐにできるので楽しいです。
直リンバナーのアップロードの仕方がわからなくてずっと出来なかったんですよね。
ビルダー…いまだに使い方がややこしくて…掴みきれてない部分が多々。
お友達のRさんにFC2のファイルマネージャーというものを教えていただかなかったら
今でも「直リンバナー…どうやってファイルを書き換えればいいんだろう」と
悩んでいただろうなあ。
早速ぽつぽつと通販のお申込もいただいてます。
ありがとうございます。
「Mew's Ark」は手持ち在庫が少なかったので
自家通販受付はものっそい短期間で、なおかつ早々に打ち切りました。
すみませんでした。
今回はやや余裕もって早目に通販受付を開始しました。
8月15日まで受け付けております。よろしくお願い致します。
夏コミ以降の新刊通販は書店委託分のみになります。
(「とらのあな」と「K-BOOKS」。どちらの書店で購入されてもお値段は一緒ですが、手数料等が加算されてイベント売価と少しお値段が変わります。申し訳ありませんが、ご了承下さい)
10日ほど前に描いてたんですが、青ずきんの続き、こちらにアップしておきます。
ホテル花畑で金髪の猟師に踏み込まれ、
おおかみさんの毒牙からは逃れた青ずきんでしたが…。
猟師はすばやく部屋の中を見回し、おおかみがぶち破っていった窓に気付くと、
苦々しい表情でチッと舌打ちをして鉄砲を下ろしました。
そして床に落ちていた青いずきんとマントを拾い上げ、
ベッドの上で震えている青ずきんにさし出しました。
「大丈夫?怪我はないかい?」
さっきまで恐ろしい形相でこちらに鉄砲を向けていた人とは思えない、おだやかでやさしい声。
少しホッとしたのか、やっと震えのおさまった青ずきん。
コクリと小さくうなずいて、服を受け取りました。
「さ、それより早く服を着るんだ、お嬢さん。僕は向こうをむいているから」
おじょ…??????
目を丸くしてぽかーん…としている青ずきんには気付かず、
背中を向けたまま猟師は続けました。
「キースは、村の娘を言葉巧みにこのホテルに誘い込んでは食べてしまう、
手癖の悪い恐ろしいおおかみなんだ。男だったらすぐに殺されてただろう。
二度とヤツの口車に乗ってはいけないよ」
え……?
違います、と言おうとして…ふと青ずきんは考えました。
男なのにどうして殺されなかったのか?…とか
じゃあ一体おおかみにここで何をされていたのか?
……とか、この猟師に問い詰められたらどうしよう…。
おおかみの舌づかいが気持ちよすぎて
自分から「食べてください!」…とお願いした、なんてことは
恥ずかしくて口が裂けても言えません。
で、青ずきんは、猟師の勘違いをあえて訂正せずに
だまって服を身につけようとしました────が
………パンツがありません。
もしかして…まだそのへんに転がってるのだろうか??と
猟師に気付かれないようにこそこそ探してもみましたが
やっぱり見つかりません。
仕方なくノーパンのまま服とマントを身につけた青ずきん。
森のはずれのおじさんの家に行く途中だと告げると、
猟師がそこまで送ってくれることになりました。
(やだなあ…パンツはいてないと…すーすーして落ち着かない…)
秘かにそんなことを考えながら、青ずきんは母親から預かったカゴを抱え、
猟師と一緒に「ホテル花畑」を後にしたのでした。
つづく
嬉しかったです。本当に。
またそんなん言うていただけるような絵が描けるよう頑張ります。
ありがとうございました~~(涙)。
コロコロ変わる直リンバナーは、現在その追悼絵です。
バナー作るのは、絵さえあればすぐにできるので楽しいです。
直リンバナーのアップロードの仕方がわからなくてずっと出来なかったんですよね。
ビルダー…いまだに使い方がややこしくて…掴みきれてない部分が多々。
お友達のRさんにFC2のファイルマネージャーというものを教えていただかなかったら
今でも「直リンバナー…どうやってファイルを書き換えればいいんだろう」と
悩んでいただろうなあ。
早速ぽつぽつと通販のお申込もいただいてます。
ありがとうございます。
「Mew's Ark」は手持ち在庫が少なかったので
自家通販受付はものっそい短期間で、なおかつ早々に打ち切りました。
すみませんでした。
今回はやや余裕もって早目に通販受付を開始しました。
8月15日まで受け付けております。よろしくお願い致します。
夏コミ以降の新刊通販は書店委託分のみになります。
(「とらのあな」と「K-BOOKS」。どちらの書店で購入されてもお値段は一緒ですが、手数料等が加算されてイベント売価と少しお値段が変わります。申し訳ありませんが、ご了承下さい)
10日ほど前に描いてたんですが、青ずきんの続き、こちらにアップしておきます。
ホテル花畑で金髪の猟師に踏み込まれ、
おおかみさんの毒牙からは逃れた青ずきんでしたが…。
猟師はすばやく部屋の中を見回し、おおかみがぶち破っていった窓に気付くと、
苦々しい表情でチッと舌打ちをして鉄砲を下ろしました。
そして床に落ちていた青いずきんとマントを拾い上げ、
ベッドの上で震えている青ずきんにさし出しました。
「大丈夫?怪我はないかい?」
さっきまで恐ろしい形相でこちらに鉄砲を向けていた人とは思えない、おだやかでやさしい声。
少しホッとしたのか、やっと震えのおさまった青ずきん。
コクリと小さくうなずいて、服を受け取りました。
「さ、それより早く服を着るんだ、お嬢さん。僕は向こうをむいているから」
おじょ…??????
目を丸くしてぽかーん…としている青ずきんには気付かず、
背中を向けたまま猟師は続けました。
「キースは、村の娘を言葉巧みにこのホテルに誘い込んでは食べてしまう、
手癖の悪い恐ろしいおおかみなんだ。男だったらすぐに殺されてただろう。
二度とヤツの口車に乗ってはいけないよ」
え……?
違います、と言おうとして…ふと青ずきんは考えました。
男なのにどうして殺されなかったのか?…とか
じゃあ一体おおかみにここで何をされていたのか?
……とか、この猟師に問い詰められたらどうしよう…。
おおかみの舌づかいが気持ちよすぎて
自分から「食べてください!」…とお願いした、なんてことは
恥ずかしくて口が裂けても言えません。
で、青ずきんは、猟師の勘違いをあえて訂正せずに
だまって服を身につけようとしました────が
………パンツがありません。
もしかして…まだそのへんに転がってるのだろうか??と
猟師に気付かれないようにこそこそ探してもみましたが
やっぱり見つかりません。
仕方なくノーパンのまま服とマントを身につけた青ずきん。
森のはずれのおじさんの家に行く途中だと告げると、
猟師がそこまで送ってくれることになりました。
(やだなあ…パンツはいてないと…すーすーして落ち着かない…)
秘かにそんなことを考えながら、青ずきんは母親から預かったカゴを抱え、
猟師と一緒に「ホテル花畑」を後にしたのでした。
つづく