「新選組十番組長 原田左之助」感想
買うべきか買わざるべきかと長らく悩んできた原田本、
なんかもう楽天でも在庫なしになってて今後入手が難しくなる気がしたので買っちゃいました。
めっさ分厚い本なんですが、小説じゃないです。
現在に残された資料の中から史実の原田左之助をひたすらほじくり返し、
ほじくりだした内容から事実でないと著者が推察する部分を削ぎ落とし、
彼の足跡や新選組での立ち位置を真面目に追いかけた本です。
もうあまりにも考察が細かくて涙ちょちょ切れました…。
この確率は相当低いので、おそらくこっちだっただろう、とか
いろんな資料から推察するに、おそらく佐之助はこの道を歩いたであろう、とか
この資料から佐之助の名前が抜けてたのは当時まだ存在感が薄かったためと思われる、とか
細かい。とにかく細かい。
史実の原田左之助の事がとにかく知りたい、何でも知りたい、全部知りたい…っていう人にはバイブルかもですが生き様を熱く描いた創作部分は一切ないので、そういう小説っぽいのを期待して読むべきじゃない。
逆に、よっぽどこの人物に興味がないと最後まで読めない本。
あ、私も実はちょっと小説期待してたんですが、後悔はしてないです。
これ一冊あったらもう左之さんの事を知るためにいろんな歴史書漁る必要ないな…って感じ。
松山に行く前に左之さんゆかりの土地とか詳しく知りたいなーと思ってたんですが、詳しく住所や写真が載ってて助かりました。
今読んだとこまでだと
「左之助にはおそらく兄か姉がいた」「試衛館最後の食客」という考察が面白かったです。
あとがきの一番最後に
「翌年に左之助生誕百七十年を控えた年の二月 菊地 明」という記述を見た時はなんか無性に感動…
「左之助生誕二百年を○年後に控えた年の五月十日」なんてちょっと真似して言ってみたくなる(笑)
実は今日届いたばかりでまだ途中までしか読んでないんですが、
とり急ぎ「こういう本だったよ~」というご報告でした。
なんかもう楽天でも在庫なしになってて今後入手が難しくなる気がしたので買っちゃいました。
新選組十番組長 原田左之助 (2009/03) 菊地 明 商品詳細を見る |
めっさ分厚い本なんですが、小説じゃないです。
現在に残された資料の中から史実の原田左之助をひたすらほじくり返し、
ほじくりだした内容から事実でないと著者が推察する部分を削ぎ落とし、
彼の足跡や新選組での立ち位置を真面目に追いかけた本です。
もうあまりにも考察が細かくて涙ちょちょ切れました…。
この確率は相当低いので、おそらくこっちだっただろう、とか
いろんな資料から推察するに、おそらく佐之助はこの道を歩いたであろう、とか
この資料から佐之助の名前が抜けてたのは当時まだ存在感が薄かったためと思われる、とか
細かい。とにかく細かい。
史実の原田左之助の事がとにかく知りたい、何でも知りたい、全部知りたい…っていう人にはバイブルかもですが生き様を熱く描いた創作部分は一切ないので、そういう小説っぽいのを期待して読むべきじゃない。
逆に、よっぽどこの人物に興味がないと最後まで読めない本。
あ、私も実はちょっと小説期待してたんですが、後悔はしてないです。
これ一冊あったらもう左之さんの事を知るためにいろんな歴史書漁る必要ないな…って感じ。
松山に行く前に左之さんゆかりの土地とか詳しく知りたいなーと思ってたんですが、詳しく住所や写真が載ってて助かりました。
今読んだとこまでだと
「左之助にはおそらく兄か姉がいた」「試衛館最後の食客」という考察が面白かったです。
あとがきの一番最後に
「翌年に左之助生誕百七十年を控えた年の二月 菊地 明」という記述を見た時はなんか無性に感動…
「左之助生誕二百年を○年後に控えた年の五月十日」なんてちょっと真似して言ってみたくなる(笑)
実は今日届いたばかりでまだ途中までしか読んでないんですが、
とり急ぎ「こういう本だったよ~」というご報告でした。