「水槽の中のジョミ・観察日誌」その9 目覚めの日
9月26日(金曜日) くもり
今日は風の強い一日だった。
でも構わずにジョミをバケツに入れてまたあのペットショップに向かう。
「ちゃんと起きてる時に会えるといいな…」
ちゃぽちゃぽと歩くたびに音を立てるバケツにそう言葉をかけると、水の中でぱちぱちとまばたきをしたジョミの思念波が頭の中に届いた。
(いい…だって…じょみ、キースとおさんぽ、だいすき)
「ジョミ…」
くりくりのまるい目が………いとしい。
魚じゃなくてハムスターとかだったら、ぎゅっと抱きしめてやれるのに。
強い風がごうっと吹いた。
ジョミのバケツに砂ぼこりが入らないようにしゃがんで体で覆ってやる。
風がやんでそっとバケツをのぞきこむ。
よかった。そんなにゴミは入っていない。
僕らはいつものようにあのペットショップに向かった。
「ジョミ!!起きてる!ほら!」
思わず大声で叫んでしまい、あわてて辺りを見回した。誰もいない。
あの水槽の中でいつもぐーぐー寝ているアルビノ人面魚が………赤い目を開けてぼーっとしていた。
僕は店のショーウインドウに駆け寄ってバケツを掲げ持つ。
ジョミがぴょこりと勢いよく顔を出した。
水槽の中の眠たそうな赤い目が、のろのろとジョミの方に…向いた。
よかったな、ジョミ…。
ジョミは思念波で会話してるようだった。
魚同士の会話はさっぱりわからなかったが、どうやら「ご挨拶」と「自己紹介」は無事に済んだようだ。
二匹は水槽とショーウインドウのガラスをはさんで、5分ばかりもにょもにょしていたが、アルビノ人面魚の目がしだいにとろーん…としてきて……あ、と思った時にはもう眠ってしまったようだった。
ちゃぽん…とバケツの中に沈んだジョミに声をかける。
「ジョミ…話はできたか?」
(うん!……おなまえはね、ぶるー!)
まるい目をキラキラさせて嬉しそうに報告するジョミ。
「そっか。よかったな。また明日も会えるといいな」
(ぶるーかわいいよね……ぶるー……)
幸せそうにその名をつぶやいて、くふふふ…と照れくさそうに丸まって笑うジョミ。
お前の方がかわいいって…。
思わず呟いた僕の声は、強い風の音にかき消されてジョミには届かなかった。
ジョミ、ようやく存在をブルーに認知してもらえた模様。
ハートをゲットできる日は果たしてくるのか?
あ、ねむくなってきた…あふー…いろいろやりたいこともあったんですが、睡魔に勝てそうにないので寝ます。
拍手お返事遅くなっててすみません…いつもありがとうございます!
あと昨日一日、ちょっとサイトのへんなとこいじったもんで、表ギャラリーへのリンクが……ウラギャラリーへのリンクになってました…(滝汗)
自分でクリックして………飛び込んできた「背面座位」とか「騎乗位」とか「鬼畜」とかの文字にしばらくぼー…っと見入っていたんですが…
はっ!何これ!えっ!ちょっ!待て!ぎゃーーーーー
大慌てでリンク修正しました。びっくりした…。
もし私と同じように…クリックして「え?は?何?」とビックリされた方おられましたらすみません(土下座)。
今日は風の強い一日だった。
でも構わずにジョミをバケツに入れてまたあのペットショップに向かう。
「ちゃんと起きてる時に会えるといいな…」
ちゃぽちゃぽと歩くたびに音を立てるバケツにそう言葉をかけると、水の中でぱちぱちとまばたきをしたジョミの思念波が頭の中に届いた。
(いい…だって…じょみ、キースとおさんぽ、だいすき)
「ジョミ…」
くりくりのまるい目が………いとしい。
魚じゃなくてハムスターとかだったら、ぎゅっと抱きしめてやれるのに。
強い風がごうっと吹いた。
ジョミのバケツに砂ぼこりが入らないようにしゃがんで体で覆ってやる。
風がやんでそっとバケツをのぞきこむ。
よかった。そんなにゴミは入っていない。
僕らはいつものようにあのペットショップに向かった。
「ジョミ!!起きてる!ほら!」
思わず大声で叫んでしまい、あわてて辺りを見回した。誰もいない。
あの水槽の中でいつもぐーぐー寝ているアルビノ人面魚が………赤い目を開けてぼーっとしていた。
僕は店のショーウインドウに駆け寄ってバケツを掲げ持つ。
ジョミがぴょこりと勢いよく顔を出した。
水槽の中の眠たそうな赤い目が、のろのろとジョミの方に…向いた。
よかったな、ジョミ…。
ジョミは思念波で会話してるようだった。
魚同士の会話はさっぱりわからなかったが、どうやら「ご挨拶」と「自己紹介」は無事に済んだようだ。
二匹は水槽とショーウインドウのガラスをはさんで、5分ばかりもにょもにょしていたが、アルビノ人面魚の目がしだいにとろーん…としてきて……あ、と思った時にはもう眠ってしまったようだった。
ちゃぽん…とバケツの中に沈んだジョミに声をかける。
「ジョミ…話はできたか?」
(うん!……おなまえはね、ぶるー!)
まるい目をキラキラさせて嬉しそうに報告するジョミ。
「そっか。よかったな。また明日も会えるといいな」
(ぶるーかわいいよね……ぶるー……)
幸せそうにその名をつぶやいて、くふふふ…と照れくさそうに丸まって笑うジョミ。
お前の方がかわいいって…。
思わず呟いた僕の声は、強い風の音にかき消されてジョミには届かなかった。
ジョミ、ようやく存在をブルーに認知してもらえた模様。
ハートをゲットできる日は果たしてくるのか?
あ、ねむくなってきた…あふー…いろいろやりたいこともあったんですが、睡魔に勝てそうにないので寝ます。
拍手お返事遅くなっててすみません…いつもありがとうございます!
あと昨日一日、ちょっとサイトのへんなとこいじったもんで、表ギャラリーへのリンクが……ウラギャラリーへのリンクになってました…(滝汗)
自分でクリックして………飛び込んできた「背面座位」とか「騎乗位」とか「鬼畜」とかの文字にしばらくぼー…っと見入っていたんですが…
はっ!何これ!えっ!ちょっ!待て!ぎゃーーーーー
大慌てでリンク修正しました。びっくりした…。
もし私と同じように…クリックして「え?は?何?」とビックリされた方おられましたらすみません(土下座)。